そして3つは資料の見せ方やトーク力です。
例えば、プロジェクターに投影する資料が小さいと文字が読めないので興味を失います。また、配布資料が多すぎても読み切れません。投影資料も配布資料も少ない文字数でわかりやすく説明することが大切です。
また、話し方についても慣れていない人は米議会での岸田首相のようにスクリプトを作って、録画して何度も練習するくらいの準備は必要です。時間配分を間違えたり、肝心なことを伝え忘れたりすると致命傷になります。
そして何より大切なのは、プレゼンターの笑顔と余裕です。不安そうな顔をしていたり、質問にオドオドしてしまうとプレゼンの内容自体に不安を感じさせてしまいます。ニコニコしながらゆったりと説明し、質問もユーモアを交えて上手に打ち返す。そんなやり取りを見て聴衆は安心するものです。
せっかくの良いコンテンツが響かないプレゼンによって過小評価されてしまうのは何とも勿体ないことです。かくいう私も他の方のプレゼンの良いところを吸収して、ブラッシュアップしていこうと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年4月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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