インナーサークル資産設計実践会は、海外に視察に出かけるだけではなく、毎月国内で月例会を開催しています。各分野のスペシャリストがゲスト登壇して、プレゼンテーションをしてくれます(写真はカンボジアスタディツアー)。
素晴らしい案件を紹介してくれる方ばかりを厳選しているのですが、その伝え方によって集まっている個人投資家に響くプレゼンと響かないプレゼンがあります。その違いがどこにあるのか、考えてみました。
まず、プレゼンテーションの構成です。毎回たくさんのゲストがくるので、自分の伝えたいことをコンパクトにわかりやすく伝える必要があります。
そのために大切なのは、最初にプレゼンの全体像を伝えてから、それぞれの細部について説明をしていくことです。「全体→細部」という流れにすることで、聞いている人が迷子にならず、話に興味を持ち続けることができます。
次に、聞き手のニーズに合った話をすることです。
個人投資家の集まりであれば、知りたいのは成功する可能性の高い投資案件の詳細です。一般的なマクロ経済データや過去の実績だけを説明されても、自分にもそんな投資機会が無ければ聞く意味はなくなります。
聞き手が「自分事」として強い興味を持つのは何か。そのニーズをよく考えて、話をそこにフォーカスさせることです。