コツ2.時間を増やすものに使う
それからお金は時間を作ってくれる対象に使うのも勧めたい。
たとえば電動歯ブラシ、ロボット掃除機、男性ならヒゲ脱毛、年末大掃除の外注などである。また、自分の場合は旅行や出張は、物理的にも身軽でいたいので、多少送料がかかってでも荷物はすべて現地の宿泊先受け取りで郵送し、常に手ぶらで身軽に活動できるように意識している。手ぶらはまったく疲れないし、荷物の置き忘れや盗難のリスクもゼロである。体力や気力が温存できれば、活動可能時間も増える。
無駄な時間をカットして、ゆったりと過ごす時間を捻出してくれることにはコストを惜しむべきではない。常に忙しいと「重要で緊急性の高いもの」しかできなくなり、人生を最も大きく変える「重要だが、緊急性はない」ものには一切手を出せなくなる。頭の中が緊急警報がなり続け、常に走り回っていると新しい発想も、他人に対しても精神的な余裕もなくなってしまう。
目先、多少の出費があっても時間を作り出すことはトータルだとその出費を十分カバーする価値はあるし、むしろそのつもりで仕事に励むべきだろう。
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逆にお金をかけるべきでないのは固定費だ。住居や車をやたらと豪華にしてもすぐ飽きてどうでもよくなるし、豪華にすることで「誰かに見てもらいたい」と無駄な承認欲求が湧き上がって、他人から見て取り扱いの面倒な人物になる。固定費は自己満足で自分一人で閉じた世界でいいだろう。
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