(画像=イメージ画像：「Gretty Images」,『TOCANA』より 引用)
■ナヨンちゃんの現在
2014年、ナヨンちゃんの父親は「娘は元気に過ごしている」と近況を伝えた。ただ、「娘が事件の被害者ということが、周りの人々に知られていることがつらく、そしてチョ・ドゥスンの出所も恐れている」と述べた。父親はまた、彼の娘はまだ顔に傷痕があるが、彼女の夢は、人の痛みを治す医者になることだとも語っている。
多くの人々を震撼させ、児童性犯罪の法律改正のきっかけとなったナヨンちゃん事件だが、その後も韓国では類似の事件が起きている。2012年には全羅南道羅州で、家で眠っていた7歳の少女が男に拉致、強姦され、ナヨンちゃん同様に内臓にひどい損傷を受け、川べりに捨てられていた事件が起きた。この犯人は児童ポルノ愛好者で、酒に酔っていたと伝えられる。
幸い、ナヨンちゃんもこの7歳の少女も命は助かったが、重い障がいを一生負うことになった。現在、韓国は児童性犯罪者に対し、一層の厳罰化を進めているが、児童の性被害が完全になくなる日は訪れるのだろうか。
参考：「Korea Bang」「Kimchi Mamas」、ほか
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提供元・TOCANA
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