2022年2月23日、米ウィスコンシン州グリーンベイにある住宅の地下室で、タラ・パカニッチさんがバケツの中に入った生首を見つけた。その生首はパカニッチさんの息子、シャド・ティリオンさん(当時24)のものだった。通報を受けて現場に到着した警察は、解体されたティリオンさんの遺体を次々と発見した。
無残なバラバラ死体となったティリオンさんの身にいったい何が起こったのだろうか。
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首絞めプレイで殺されて遺体を解体された男
2022年2月21日午後9時30分頃、アパートの一室に集まったティリオンさんと彼の恋人のテイラー・シャビジネス(25)、友人の3人はマリファナを吸った。友人が帰ると、ティリオンさんとシャビジネスはトラゾドン(抗うつ薬の一種)も注射した。その後、2人はパカニッチさんの家に戻った。パカニッチさんはボーイフレンドとともに外出中だった。
地下室へ降りたティリオンさんとシャビジネスは、金属チェーンを使って互いの首を絞め合うプレイを行った。シャビジネスはティリオンさんの首を絞め続け、3~5分ほどで死に至らしめた。彼女は後に、当時は首を絞めることを楽しんで、そのまま続けたらどうなるのかを見てみたかったと証言した。彼女は遺体を相手にオーラルセックスを行い、数時間にわたって大人のおもちゃを使用した。
翌朝、シャビジネスはナイフを使って遺体を解体した。首を切断する際、バケツとトートバッグを使って血を集め、その血をシャワーの排水溝に流した。さらに胴体を切断し、ペニスを含む臓器を取り出し、ビニール袋やトートバッグ、段ボール箱、バケツに入れた。