乳児は数時間ごとに起きては泣き出すため、その都度ミルクや母乳をあげるなど様子を見る必要がある。母乳の場合は、「いったん添い乳(横に寝た状態での授乳)で寝かしつける楽さを知ってしまうと、もう止められない」と話す母親は多い。

だが、添い乳による事故が多いのも事実だ。今、ある母親の行動が注目を集めていることを、アメリカの『NEW YORK POST』や『FOX』が報じた。

■添い乳で母親の下敷きに

事故は、インディアナ州のマンシーという町で昨年10月9日に起こった。アリーヤ・ライキンズ(21)は生後2週間の娘アディリンちゃんに添い乳をしながら、自分も眠りに落ちてしまった。

アリーヤがしばらくして目を覚ますと、アディリンちゃんは自身の下にいて、呼吸もなくぐったりとしていたという。すぐに救急隊を呼び、消防隊によって心肺蘇生が試みられたが、アディリンちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。