本命クロダイがヒット
トータル300mほどのポイントを1時間以上かけて探り、未だアタリなし。アタリがないと落とし込む動作もだんだん惰性になり、集中力もなくなってきます。
そろそろ折り返し地点が近づいてきたなと思い、着底したカニをピックアップしようとしたたところでずっしりと重み!つぎの瞬間グン、グンと生命反応が!思わず合わせれば糸が突然猛ダッシュ!!
40cm級クロダイと対面
細竿は半月に曲がり、強烈な引き込みにクロダイと確信、ラインブレイクも覚悟しながら強引に寄せたり、突っ込まれたり。時間をかけて徐々に間合いを詰め、相手をなんとか浮かせていく。そして姿を見せたのは良型のいぶし銀!タモに収め、よしやったっ!!
40cm級クロダイ登場(提供:TSURINEWSライターかにおけ)
今年初のクロダイの登場に思わず笑みがこぼれます。針掛かりもバッチリカンヌキに。サイズはざっくり40cm、パワフルなファイトにますます魅了されます。
丁寧にリリース
写真に収めたところで速やかにリリース。なるべく負担をかけないよう、タモの中に入ったままで柄を海面まで伸ばし、クロダイが自分で泳ぎ出すのを待ちます。網目にヒレが引っかかり、しばらくもたつきながらも元気に帰って行きひと安心。感謝をしつつタモを収めます。
やさしくリリース(提供:TSURINEWSライターかにおけ)
今後に期待
釣果はこの1枚のみ、しかしこの1枚のクロダイからいろいろなことがわかります。
黒っぽい体色から居付きではないだろうか?それほど腹パンでないので産卵活動は始まったばかりでは?
実際はどうであれ、あれこれ推測して今後の釣行に生かすのも楽しいものです。まずは乗っ込み調査に臨んで答えが出せたこと、クロダイに出会えたことに意味があったと思います。気温も上がり、潮が大きく動くごとに乗っ込みもさらに本格化、今後の動向が楽しみです。
<かにおけ/TSURINEWSライター>