3月に高校を卒業し、大学入学まで残りわずか。春からのキャンパスライフに胸を膨らませつつ、新生活の準備を進めていることだろう。

現在、ネット上では、長崎県対馬の高校から東京大学に進学する学生が出たことが「リアルドラゴン桜」と話題を呼んでいて…。

■長崎対馬から東大合格者が

ことの発端は、大学受験に関する様々な情報を発信する「受験総合研究所(じゅそうけん)」公式Xの投稿。内容としては、今年長崎県立対馬高等学校から東京大学合格者が出たというもの。

対馬は九州最北端に位置し、九州本土から約130kmの場所にある自然豊かな島。対馬高校は山地に囲まれた場所に校舎を構える。

「普通科」「商業科」「国際文化交流科」の三学科があり、2022年度は普通科から九州大学や広島大学など国公立大学の合格者を出している。ただ、同校の公式ホームページで公開している過去3年間の主な進学実績を見ても、東大に進学した生徒はいない。