■ホラー漫画の描写との類似性
犯行に及んだレイベルは狂っていたのか? 実は彼の過去の作品にこの犯行を予見させるものがあった。
2010年に出版されたレイベルが手がけたグラフィックノベル(漫画)『Syndrome』の表紙には頭部が剥ぎ取られて脳みそが見えている赤ん坊の姿が描かれており、また作品内でも斬首された裸の女性の遺体というショッキングな犯行現場も描写されている。
レイベルの父はカナダでは有名な不動産王で、一歳年上の兄と共に彼は何一つ不自由することのない生活を送ってきた。
しかし父は兄のほうを気に入っており、レイベルにもそれはよく分かっていたという。家族の中で唯一信頼していた母親が亡くなってからは父とはさらに距離を置くようになり、ハリウッドに移り住みクリエイターとしての夢を追う人生を選択した彼だったが、このような最悪の顛末を迎えてしまったことになる。
いろんな意味で残念な事件だが、カシアンさんが受けた苦しみもまた筆舌に尽くし難い。執行猶予なしで終身刑となったレイベルが獄中から何らかのメッセージを発信するのかどうかも気になるところだ。
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参考:「The Hollywood Reporter」、「New York Post」ほか
※当記事は2018年の記事を再掲しています。
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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