苦しい陣痛に必死に耐えている妊婦を支え、助けてあげたい。そう考えた機長の勇気ある行動について、『Thaiger』など海外メディアが伝えている。
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■産気づいた乗客
2月23日、台湾・台北からタイ・バンコクに向かう飛行機内で、女性搭乗客がいきなり苦しみ始めた。女性は妊娠中で、搭乗後に陣痛が始まり、分娩が急速に進んだため差し迫った状態に陥ったのだ。
乗務員から状況を伝えられ、「自分が介助するしかない」と覚悟を決めた機長のジャカリンさんは、副操縦士に操縦を任せてコックピットを後に。すぐに女性のもとに行くと、赤ちゃんの誕生は待ったなしの段階だった。