■木製ブロックで停止

その後に傾斜を下り、最速で約100キロで走行していた貨物列車は、徐々に減速して5つの駅を通過し、アンチ・バシー駅近くでようやく停止した。

関係者によると、上り勾配の線路に切り替えて速度を70キロ台まで減速させ、最終的には鉄道職員が線路に木製のブロックを置いて列車を止めたという。

インド国鉄は「事件の正確な理由はまだ判明していない」としながらも、再発防止のために原因の調査を続けており、職員4人が停職処分を受けている。