アフリカ系移民がアメリカに向けて出発するために、コロンビアの国際空港がかつてないほど混雑しているそうだ。
裕福な移民希望者は、航空券などを手配するため人身売買業者に大金を支払うのだという。『The New York Times』が報告した。
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■コロンビアの国際空港が拠点に
コロンビアの主要国際空港が、多くの移民がアメリカに出発するための拠点になっているという。しかし移民希望者は必ずしも渡米できるわけではなく、数週間にわたって滞在したり、強制的に引き返されたりする者もいるそうだ。
国際空港には毎日何百人ものアフリカ系移民が集まり、中には人身売買業者に約1万ドル(約150万円)を支払って航空券などを手配するほどに、渡米を望んでいるのだという。
昨年始まったコロンビア・ボゴタ空港へのアフリカ移民の急増は、ここ数十年で最大の数を記録したそうだ。