SNSは便利で楽しいというメリットがある反面、使い方を間違えると、日常生活が振り回されがちになったりするデメリットもある。
そんななか、ある中学校が編み出した奇策に注目が集まっているようだ。アメリカの『USA TODAY』や『FOX News』が報じた。
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■TikTok撮影する生徒が急増
ノース・カロライナ州のグラハムにあるサザン・アラマンス中学校に勤める教師たちは、数年前から生徒たちの行動に頭を抱えていた。TikTokに投稿するため校舎のトイレの鏡を利用し、チャレンジ動画やバズり動画を撮影する生徒たちが急増していたからだ。
そのために授業をサボったり、1日に9回もトイレに行ったりする生徒も現れ、時には授業を中断せざるを得ないこともある。校内のセキュリティを強化させるなど、費用面でも問題になっていた。
そこで同校の校長は、思い切ってトイレの鏡をすべて撤去することに。すると生徒たちのトイレの使用が急激に減り、「大きな効果がありました」と明かしている。