おすすめのMT車を選ぶためのポイント
この項目では「自分に合ったマニュアル車の選び方」を3つの観点にわけて解説します。
以下で示す3つのポイントに注目して、マニュアル車選びを進めてみてください。
運転に労力をいとわないか
シフトチェンジがしやすいか
扱いやすいボディサイズか
運転に労力をいとわないか
1つ目の要素は「運転に労力をいとわないか」です。
MT車は「ギアのシフトチェンジ」がデメリットに挙げられます。ドライバー自身が的確なタイミングでギアを変える必要があるため、車の走行状況に応じたシフトチェンジが求められます。
AT車の場合は「パドルシフト」と呼ばれる装備が搭載されている車種を除いて、シフトチェンジの操作を行う機会はごく僅かです。
シフトレバーを「D」(“ドライブ”を示している)レンジへ入れて、ステアリング・アクセル・ブレーキを操作できれば、スムーズに車を運転できます。
運転の負担を加味して、まずはマニュアル車でなければならない理由があるかどうかから考えるとよさそうです。
シフトチェンジがしやすいか
2つ目の要素は「シフトチェンジがしやすいか」です。
MT車は、AT車でのステアリング・アクセル・ブレーキの操作に加えて、ギアの変速をしなければならないためシフトレバーとクラッチペダルも使わなければなりません。
近年ではクラッチペダルの操作がしやすく、エンストしたり坂道発進で車体が後ろに進んだりするのを予防できるシステムも開発されて、標準装備されている車種があります。
MT車を購入するのが初めての人、あるいは久しぶりな人なら装備されているシステムにも注目して、試乗でシフトチェンジがしやすいか試すのがよいでしょう。
扱いやすいボディサイズか
3つ目の要素は「扱いやすいボディサイズか」です。
ふと見て、マニュアル車と直接関係ないように感じますが重要な要素となるかもしれません。
1つ目・2つ目の要素で解説したシフトレバー・クラッチペダルの操作に気を取られていると、大柄なボディサイズの車両では運転に不安を感じるのではないでしょうか。
近年の新型車はボディサイズが大きくなりつつあり、ひと昔前にマニュアルトランスミッションが採用されていた“ホットハッチ”などと比べて扱いが難しく感じます。
扱いやすいボディサイズのMT車を選んで、安全に運転しましょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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