彼はまさに「富くじ」の噺で語られるような興奮と共に、1,000万円の当選を報告してきたのです。「おめでとう」と祝福した後、冗談半分に「私が先に買って当選したんだから、今度東京来たときにでもおごってくれ」と伝えた途端、彼が豹変しました。

「なんでそんなにがめついんだ!」「俺の金で買った宝くじだぞ!」「お前はケチるから外れたんだ、運の悪さなんかじゃない!」などと責め立てられ、思わず閉口して電話を切ってしまいました。

それから私たちは連絡を取らなくなりました。金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったものです。お金は人を狂わせますね。

(40代・男性)

今回は、宝くじで大金を手にした人の体験談を紹介しました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてください。

文・MONEY TIMES編集部