巨額なお金を手に入れたとしても、そこから先の人生が幸せになるとは限りません。
今回は宝くじで大当たりして大金を手にした人の悲しい体験談をMONEY TIMES編集部がアンケート調査しました。
■同級生と共に落語を聞いた後に買った宝くじ
「お互いに独身で落語好き」という高校時代の同級生がいました。普段は仏頂面で内向的な性格の彼でしたが、ある宝くじ当選がきっかけで、彼の性格が大きく変わってしまいました。
彼が都内から地方に転勤することになり、私は彼との思い出を作ろうと、一緒に落語を聴きに行く提案をしました。
一緒に「富くじ」という落語の噺を楽しみました。そこで宝くじを買いたくなり、宝くじ売り場に立ち寄りました。そして、私が先に10枚、後から彼が100枚の宝くじを購入。その後飲み屋でお互いの当選番号を比べながら、当たる確率などについて冗談を言い合いました。
■まるで落語の「富くじ」のような顛末に
その後は宝くじのことを忘れていたのですが、転勤した彼からの興奮した電話がありました。