■一品料理に差あり

「強烈な違和感」覚えた街の中華料理店 あの大手チェーンとメニューほぼ一緒で…
(画像=『Sirabee』より引用)

日高屋。関東を中心に約350店舗以上展開する中華料理の大手チェーンだ。都内に住んでいてこの店を知らない者はいないだろう。

しかしなぜ日高屋の料理が、無関係に見えるこの“ザ・町中華”的な店にあるのか。そのヒントを探るべく記者は店に入った。

「強烈な違和感」覚えた街の中華料理店 あの大手チェーンとメニューほぼ一緒で…
(画像=『Sirabee』より引用)

店内に入ると、内装もポスターまさに日高屋。バイト募集ポスターにも日高屋の文字。しかしメニューには差があり、「麻婆豆腐」「青椒肉絲」など日高屋にはない単品料理が追加されている。しかも一品500円前後と安い。

■運営会社を調べると…

「強烈な違和感」覚えた街の中華料理店 あの大手チェーンとメニューほぼ一緒で…
(画像=『Sirabee』より引用)

じつは来来軒の運営会社は日高屋の運営会社でもある株式会社ハイデイ日高。つまり両者は兄弟のような関係なのだ。

それどころか、むしろ同社創業1号店は来来軒(1973年、埼玉・大宮)であり、大手チェーン・日高屋のほうが弟分に当たる。現在、同社の来来軒は全国に4店舗しかなく、時代とともに日高屋へ店舗形態を変えてきたようである。