航空機の設計者として長年働いてきたイギリス人男性が、「異次元からの生物が操縦している可能性があると信じているUFO※をイギリス上空で見たことがある」と証言して注目を集めている。
※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。
証言した男性はコリン・サンダース氏。彼は1999年に「家くらいの大きさ」の三角形のUFOに遭遇し、その体験が彼の人生を変えたと語っている。彼はまず謎の光を見てUFOに気づいたそうだが、そのUFOは彼の見ている前で次第に姿を消していったという。そのため、彼はどの未確認飛行物体も「何らかの透明化技術を持っている」と考えており、「もしそうだと仮定したら黒い三角形UFOを初めとするさまざまな説明のつかない飛行物体が、われわれの想像以上に頻繁に上空を飛び交っている可能性がある」と述べている。しかし一方で、彼は欧州上空で目撃された黒い三角形UFOが「ステルス実験機」である可能性を示唆する意見について納得していない。