「ないものはない」──。

そんな店のキャッチフレーズが時折ネット上で話題を呼ぶ静岡・西伊豆の地元密着型スーパー・サンフレッシュ。ここに偶然立ち寄る機会があったので、その中身をレポートしたい。

■キャッチフレーズの妙

強気なのか弱気かわからない伝説のスーパー 鮮魚コーナーは「意味不明の安値」
(画像=『Sirabee』より引用)

海水浴場と温泉が位置し、景勝地・堂ヶ島エリアにもほど近い伊豆半島西側の観光地・松崎町。

ここにあるちょっとレトロなサンフレッシュは、「ないものはない」という斬新なキャッチフレーズで一躍ネットの話題を集めたスーパーマーケットの小規模チェーンだ。

「ないものはない」という言葉、幅広い商品取り扱いを“誇示”しているようにも聞こえるし、一方では取り扱えていない商品があるということを“観念”している弱気な言葉のようにも感じる。そんな掛詞(かけことば)のような巧みさが「どっちの意味!?」とネット上で時々話題となるのだ。