■産油国を家来にした中国は何を狙うか
そして、今後中東でいっそう中国の影響力が強まれば、経済力で中東諸国を家来にした習政権は何を考えるだろうか。
周知のように、中国は日に日に日本に対する苛立ちを強めている。台湾問題であれほど日本に対して関わるな! と追求しながら、日本は“台湾有事は日本有事”の姿勢を崩しておらず、日中関係は間違いなく今後悪化する。
しかし、日本に対して武器弾薬を使えば国際的非難を招くことから、中国はまずは経済的攻撃を仕掛けてくる。中国は日本が石油の9割を中東に依存していることを熟知しており、今後日本向けの石油輸出を制限せよ、停止せよと影響力を強める中東諸国に対して圧力を掛け、日本を揺さぶってくる可能性がある。
石油なしに日本社会は成り立たない。今こそ石油輸入の多角化を進めるべきだ。
(取材・文/Sirabee 編集部・セレソン 田中)
提供元・Sirabee
【関連記事】
・サイゼリヤ、ミラノ風ドリアに”異変” 「こんな形だった?」ネットで驚きの声続出
・「お店に並んだチョコ」のはずなのに… ある世代は別モノにしか見えないと話題
・アクシデント発生したスーパー、入り口を見ると… 全て解決する「ユルさ」があった
・30代女性の6割がバスタオルは毎回洗濯 「そんなに汚れない」との意見も
・注文通り真っ赤な商品を提供したマックが後悔 購入者に「ご連絡を」と呼び掛け