ユーザー数31万人突破。ChromeやSafariにも対応
実用的な機能だけでなく、使いやすさもLinguixのポイントだ。同社のYouTube動画を見ると、直感的に操作できることがよくわかる。
動画では、文章を打ち込むか、コピーペーストすると文法やスペルのミスを下線で示す様子や、それぞれのミスについて修正案を表示する様子が確認できた。
また改善したい部分を選択すれば、言い換え表現も提案してくれるようだ。
ちなみにLinguixはChromeやFirefox、Safariといったブラウザの拡張機能として使えるほか、Google Workspaceにも対応している。
実用性を重視したLinguixは支持を集め、現在ユーザー数は31万人を超える。Google Chromeストアでの評価も高い。顧客リストにAmazonやIntel、ebayやFacebookなど世界に名だたる企業が名を連ねていることからも、同社に対する信頼性の高さがうかがえる。
Alex氏には、どのような未来が見えているのだろうか。同氏はAIについて「コミュニケーションや文章作成について言えば、人間を置き換えるのではなく、人間を強化するAIツールが台頭するだろう」と述べている。Linguixがその立役者になれるのか、注目したい。
(文・里しんご)