静粛性や快適性はシエンタに軍配

動力性能や操縦安定性、静粛性などの快適性でも1クラス上のシエンタが明らかにうわ回っています。
ルーミーの動的質感は、軽自動車に近く、シエンタは登録車らしい上質感を十分に享受できます。
ルーミーのエンジン排気量は996ccで、660ccの軽自動車では動力性能も含めて不安という声に応えてくれますが、ターボでも最高出力72kW(98PS)、最大トルク140Nm。WLTCモード燃費は、16.8〜18.4km/Lとなっています。
シエンタは、ガソリンエンジン車の排気量は1,490ccで、最高出力88kW(120PS)、最大トルク145Nm。
ハイブリッド車は1,5Lエンジンにモーターアシストが加わり、システム最高出力85kW(116PS)を発生。200kg程度重いシエンタであっても静かで余力のある走りが可能です。
燃費は、ガソリン車が18.3〜18.4km/L、ハイブリッド車は28.2km/L〜28.8km/Lとなっています。
駆動方式は、ルーミー、シエンタともに2WDと4WDを設定しますが、シエンタの4WDモデルはハイブリッド車(E-Four)のみの用意です。

車格とキャラの違い、新車価格も異なる2台ですが、コンパクトな両側スライドドア車ということで、ルーミーとシエンタで迷うケースもあるでしょう。
機能面、性能面だけを見るとシエンタの買いとなりますが、ルーミーの中古車は低走行距離の好条件でより安く手に入る可能性があります。
似たように見える両車でもこれだけの違いがあり、ニーズに応じて選択するのが良いでしょう。
提供元・車選びドットコムマガジン
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