4月27日の釣行では、友人と川でフライとルアー釣りを楽しんだ。最初のポイントでは以前ほどではなかったが、アマゴやイワナを順調に釣り上げ、最終的には私が19匹、友人が20匹以上をキャッチ。帰りにはタラの芽も採取し、ゴールデンウィークの始まりにふさわしい充実した一日となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
長良川水系で渓流釣り
釣行日は4月27日土曜日。朝6時に友人を迎えに行き、のんびりと川へとドライブ。道中、「GWの初日だから釣り場は釣り人だらけだろう」という話になり、もし目的の川に先行者がいたらどうするかと相談していたが、いざ現地に着いてみるとラッキーなことに先行者なし。早速準備をして歩き始めた。
当日のタックル
友人はフライ、私はルアー。私のタックルは、ロッドがテンリュウ・レイズ4102S-UL、リールはシマノ・ヴァンフォードC2000SHG。ラインはPE0.5号にリーダーはフロロの1.5号。ルアーは各種ミノーをポイントや状況によって使い分ける。
アマゴをキャッチ
最初のポイントは以前何度もいい思いをしたポイント。ただ、今年は少し様子が変わっていて以前ほどの魅力はなくなってしまった。友人に先行してもらい水面を流れるドライフライを見ているとバシャッと出た!釣れてきたのは20cmを少し超えるくらいのアマゴだ。
ルアーに適したポイントは私、フライに適したポイントは友人、と交代しながら釣り上がっていく。友人はアマゴメイン、私はイワナメインで釣果を伸ばしていく。アマゴはいいサイズが出そうもないので、私の狙いはイワナ。友人は「この谷のイワナは難しい」とアマゴ狙いだ。
魚たちの反応はまずまずで、「もし本流筋がだめなら沢を釣り上がろう」というプランはなくなった。基本的にアマゴは流れの中から、イワナは障害物周りから出てくる。前回の釣行で大イワナを逃したポイントを真剣に狙ったが、大イワナは留守のようで代わりにアマゴが釣れてきた。まあそんなこともある。
良型のイワナをキャッチ
釣り上がって行くと川がカーブしたアウトサイドに強烈なブッシュのある、いかにもイワナが出そうなポイントにたどり着いた。「まずは手前から」と流れを横切るようにレイチューン DP45RSを躍らせたが、反応はない。
しかも水中にある木の枝にルアーが引っかかってしまい、「このポイントはお仕舞いか」と思えた。
でも「まだなんとかなるかも」と身を屈めて根掛かりを外す。そしてさらに奥の流れのないところにミノーをキャスト。水中は丸見え。ミノーを軽くトゥイッチするといいサイズのイワナが出てきてミノーをくわえた。「やった!」合わせるとそいつは水面でバシャバシャッと大暴れ、フックを外して逃げていった。ショック。
それでも諦めの悪い私は「もう1回食うかも」とダメもとで同じ場所にミノーをキャスト。するとなんと!また食ってきた。「今度はばらすまい」と一気に寄せてランディング。なかなかいいサイズだ。
すると仲間が追いついてきて「おっ、いいの釣れたねえ」「尺はないかな」と。早速サイズを測ってみるとジャスト30cm。尺には3mm届かなかった。それでも満足の1匹だ。