「え…1人7,000円?1時間500円のはずじゃ。。。」
「忘年会の2次会、バーにいくよりカラオケのほうが安上りと思ったのに軽く予算オーバー」
実はカラオケを利用したことがある30%の人が会計時、金額の高さに驚いた経験を持つという。
なぜこのようなことが起きるのだろうか。
今回は、銀行員としてさまざまなお金の動きを見てきた筆者が、わかりづらいカラオケの料金体系と、想定より高額になる原因に迫る。
お得にカラオケを楽しむ方法も紹介しよう。
【カラオケで盲点となる料金】1 ワンドリンク制・ドリンク代の闇
いつの間にかテーブルに並んでいる「ワンドリンク」
料金が発生していることを忘れていないだろうか?
しかも「1杯500円」と、時間あたりのルーム料金と同等のお金をとられる。
特に飲み会後2次会のテンションでいると、運ばれてきたことすら気づかないかもしれない。
カラオケのドリンク代は騒音の中、誰がいつ注文しているかもわからず、「見えない支出」となり膨れ上がりやすい。
【カラオケで盲点となる料金】2 昼料金から夜料金への切りかえで単価2倍
「明るいうちに入ったけど、出るころには真っ暗で料金も2倍」
こんな事象にも注意が必要だ。
カラオケ店の利用料金は、通常は昼よりも夜の方が高い。店舗によっては夜料金が昼料金の2倍ということもある。
16時に入室し、昼料金30分200円、5時間でルーム料金1,000円程度のつもりが、いつの間にか倍の2,000円以上になっていた、ということはよくある。
カラオケは時を忘れて「延長、延長」となりやすいので、昼から夜、夜から深夜へと時間帯をまたぐことを想定し、冷静な見積もりを立てるとよい。
【カラオケで盲点となる料金】 3 年末や「春休み夏休み料金」に注意
忘年会の2次会、バーにいくよりカラオケのほうが安上りと思ったのが間違い、予算の3倍の料金がかかり、一部自腹。。。こんなことも少なくないようだ。
カラオケは年末年始や春休み、夏休みなどの繫忙期は、割増でも客が入るので、料金を高く設定している。