オバマ財団や世界銀行も注目

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CROWDEを高く評価するのは、ユーザーだけではない。2018年に、共同設立者の2人はForbes誌の「世界を変える30歳未満」(アジア・社会事業部門)に選出された。2021年には900万米ドル(シリーズB)を調達し、調達後の評価額は3200万米ドルに達するなど、投資家の期待も集めていた(参考)。

2022年にはCEOのYohanes氏がオバマ財団の「アジア太平洋リーダーズプログラム」の参加者に選ばれ、ブログにて「プログラムを通して得た知識と経験を活かし、CROWDEのさらなる成長と発展に貢献する」とコメント。

そして2023年、「ICAREプロジェクト」という世界銀行とインドネシア農業省によるプロジェクトの協議にも招待された。

同プロジェクトは1億ドル規模の巨大プロジェクトで、2022年に世界銀行の理事会で承認されたものだ。農業省が重点分野として掲げる5つの分野(生産能力の向上、多様化、物流、農業の近代化、輸出振興)とテクノロジー活用の推進をカバーするとしている。

どのような形でこのプロジェクトに関わるかは発表がないものの、大規模で重要なプロジェクトの協議に参加したCROWDEには、世界が注目していると言っても過言ではないだろう。

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Yohanes氏は多忙を極める中、農家と一緒に何時間も語り合い、インドネシアの将来について考える日もあるという。

幼い頃から農業に慣れ親しみ、今も農業に真摯に向き合う姿勢には頭が下がる。そんなYohanes氏が率いるCROWDEがインドネシアの将来にどんな影響を与えるのか、目が離せない。

参考・引用元:CROWDE

(文・里しんご)