半年間、改装で休業していた渋谷駅のシンボルマーク・SHIBUYA TSUTAYAが4月25日(木)、ついにリニューアルオープンします。
U-NOTE編集部は、メディア向けに行われた事前の内覧会に参加して店内の様子を取材。CDやDVDなどのレンタルサービスを終了し、若者や訪日観光客をメインターゲットとした新・SHIBUYA TSUTAYAをエリアごとに3本の記事に分けて解説します。
まずは、玄関口となる1階から地下2階「世界中のIP(※)で好きを作るフロア」について、紹介します。
※IP:「Intellectual Property」の略称で、創作物やデザインなどといった知的財産のこと
1階・地下1階はIPがリアルに体感できる場に(10時~21時)
エントランスから入って玄関口となる1階と地下1階は、「SIPS/Shibuya IP Square」と題するフロアで、アニメーション・音楽などのエンタテインメントやハイブランドなど、世界中のさまざまなIPとコラボレーションし、期間限定のポップアップストアやイベントなどを開催します。
SHIBUYA TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社によると、“リアルの場でIPの世界観を体感できる空間”を狙っているそうです。
まず、1階は「SIPS A」として、屋外エントランスに設けられたLEDビジョン2面に加え、メインフロアには3面の屋内LEDビジョンを整備。さらに、フォトスポットも設置されています。
4月25日(木)から5月1日(水)までは、TVアニメ『WIND BREAKER』の特大ビジュアルが展示され、SHIBUYA TSUTAYAでしか買えないオリジナル限定グッズや公式グッズが販売される予定です。
一方、地下1階の「SIPS B」は、地下鉄の渋谷駅と直結しており、世界中の多くの美術館で使用されている美術展示什器をつかい、没入感のある空間を演出。
地下2階は、エンタメワンダーランド!
さらにエスカレーターを下って、地下2階に行きつくと、アーティストやアイドルのCDやDVD、雑誌や写真集などを期間限定販売する「エンタメワンダーランド」と呼ばれるフロアが展開されていました。
ここは、以前のSHIBUYA TSUTAYAの1階にあたるフロアになります。
巨大パネルや吊りフラッグ、特大4Kビジョンなどを活用した展示が行われ、SHIBUYA TSUTAYA限定商品の販売も予定しているといいます。
リニューアル前の1階では、推しの写真を撮りたい人でごった返していた印象がありましたが、新しく整備された「エンタメワンダーランド」では、利用客が撮影しやすいように、スペースを大きく広げました。
そのほかには、アーティストやアイドルなど、「推し」を集めたスペース「ふぁぼすぺ」も展開予定。作品の陳列とともに、アーティスト紹介、直筆POPの展示などを実施しますが、現在は制作中の段階にあるということです。