ヒットするもバラす
朝のラッシュが落ち着いた後も曇りでローライトな状況が功を奏し、投げ続けていると時折、単発で激しいバイトとボイルが起こり、慌ただしい状況が続く。
ルアーは160サイズに落として極力水面直下を泳がせるような高速ジャークや高速巻きで誘い続けた。そこからもチェイスにバイトが連発する場面も多く、同船者もヒットしてはフックアウト、ラインブレイクと悔しい状況もあった。
私にもヒットするが、ミヨシで耐えているとそのままフックアウトしてしまった。悔しい。
ジギングにシフトチェンジ
10kgオーバーがぽつりぽつりと上がる中、同船者が良型をヒット。体格のいい男性が耐えるのもやっとという状況を見ていると、本当に格闘技のようである。キャッチしたヒラマサは20kgある、すばらしいコンディションだった。
この日はとにかく今までに感じたことがないくらいヒラマサの活性が高い。この段階でヒラマサが10尾は上がっていただろうか。
その後、キャスティングでは魚が出づらい潮のタイミングとなり、船長の提案でジギングに。タックルはロッドがジグザムドラッグフォース631S2/3、リールはソルティガ4500、ラインはPEライン3号にリーダーはフロロカーボンライン14号。ジグはアスナロ2の170gをセレクト。こちらも女性でも扱いやすい軟らかめのタックルだ。
ジギングでも本命手中
ポイントは水深80mの瀬で少しずつカケ上がっていく。1流し目に底から10あまりシャクったところでヒット。最初はあまり走らずタイかとも言われたが、中層を越えてきた辺りから首を振り走りだした。
表層まで来ると船を見て何度も走られたが、7kg程度のヒラマサだった。その後、同船者は初ジギングで9kgをキャッチした。
夕マヅメ、またキャストポイントに戻る。夕マヅメの高活性に期待してルアーサイズを上げ、マリノスリム200をセレクト。疲労もたまってきているが、それよりも魚と対峙したい気持ちの方が先を行く。
11kgのヒラマサを追釣
トモ側で投げ続けているとミヨシ側でドラグが鳴り響く。同船者が無事にヒラマサキャッチ、これで全員安打だ。そこからもヒットは続く。
次の瞬間、私のルアーへの単発のバイトからボイルが始まった。魚体を出しながらバイトする姿が見えたがデカい。その中で私のルアーが持っていかれた。が、私のミスでフックアウトしてしまった、無念。
諦めずに再度キャストしてジャークするとヒット。トモでキャストしていたのだが、魚がミヨシ側に走ったので私もミヨシに連れていかれ、ミヨシに上がってファイト。慣れないストレートポンピングに苦戦しつつも無事にキャッチすることができた。
コンディションの良い体型の11kgのヒラマサだった。立派な10kgオーバーのヒラマサだと言ってもらい、本当に嬉しかった。ラストに流し変えてからはバイトはあるもののヒットには至らず、納竿となった。