SDGsのゴールでもあるフードロス削減を目指して
Tech in Asiaの報道によると、Surplus Indonesiaは2023年1月に地元企業のSalam Pacific India Lines Venturesからシードラウンドで資金調達を行っている。調達額は非公開だが、Surplusの展開する事業の社会的意義が認められた証だろう。Tech in Asiaによると、この資金調達の時点でSurplusは10万人のアクティブユーザーを抱えている。
また、2024年4月23日にはマニラで開催された「The One ASEAN Startup Award 2024」初となるプレイベントに出席。CEOのMuhammad Agung Saputra氏が同社のビジョンおよびインドネシアにおけるフードロス問題の取り組みについてスピーチを行った。
もちろん、フードロス問題はインドネシアだけでなく世界各国の市民にとって身近な関心事である。世界中で浸透したSDGsのうちフードロス削減は12の「つくる責任 つかう責任」に該当するが、Surplus Indonesiaのロゴはゴール12で表示される図形そのものだ。フードロス問題を解消し得るツールとして、Surplusは国際的にも注目されるアプリに成長するだろう。参照:
Surplus Indonesia
(文・澤田 真一)