目次
3.2ポートあるACアダプタ(充電器)は2台同時充電時に注意!
4.USBケーブルも「USB-PD対応」60Wのものを選ぼう

3.2ポートあるACアダプタ(充電器)は2台同時充電時に注意!

ACアダプタ(充電器)を選ぶときはポート数にも注意が必要です。1ポートしかないものもありますし、2ポートあってもUSB Type-A×2だったりUSB Type-A×1+Type-C×1といったさまざまな種類があるのです。

所有するケーブルの端子形状によっても異なってきますが、ほかにもUSBで充電するデバイスもあるでしょうから、基本的にはUSB Type-AとType-Cを組み合わせた2ポート製品がオススメです。

ダイソーやセリアなどでスマホのAC充電器を購入するときはどこを見ればいい?
(画像=ACアダプタはポートの数にも注意しましょう。写真上のように1ポートしかないタイプよりも、写真下のように汎用性の高いType-Aと高速なType-Cを備えたタイプが使いやすいでしょう(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)

また、ACアダプタを選ぶとき100均ではちょっと心配、あるいは最大出力が20Wでは心もとないということなら、「Anker(アンカー) 323 Charger(33W)」がオススメです。

Ankerはモバイル関連製品の品質には定評のある中国メーカー。しかも、近所のセブン-イレブンで手軽に購入できるのです。

価格は2,980円とやや高めですが、USB Type-C×1・Type-A×1の2つのポートを備えており、USB-PD対応で最大33Wの給電が可能。

また、2台同時給電でもUSB Type-Aポートで最大12W、USB Type-Cポートで最大20Wの出力が可能となっているのも見逃せません。

100均やAmazonの怪しい中華製ACアダプタは、2ポート同時充電時に極端に数値が落ちる場合もありますが、その点で、Ankerのようなしっかりしたメーカーの製品のほうが、使い勝手もよく安心して使えるでしょう。

ダイソーやセリアなどでスマホのAC充電器を購入するときはどこを見ればいい?
(画像=こちらはセブン-イレブンで売られていた「Anker 323 Charger(33W)」。USB Type-C×1・Type-A×1・USB-PD対応最大33Wで、価格は2,980円です(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)
ダイソーやセリアなどでスマホのAC充電器を購入するときはどこを見ればいい?
(画像=Anker 323 Charger(33W)なら、2台同時給電時でもUSB Type-Aポートで最大12W、USB Type-Cポートで最大20Wの出力が可能となっています(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)

4.USBケーブルも「USB-PD対応」60Wのものを選ぼう

最後に、スマホを充電するときはACアダプタ(充電器)の性能だけでなく、USBケーブルにも注意が必要になります。

たとえば、USBケーブルが古いものでUSB-PD60Wに対応していない場合は、そこがボトルネックになって、十分な充電速度が出ないことがあるからです。

とはいえ、現在ではダイソーで110円のUSBケーブルでも、「PD対応」「60W(20V/3A)」と表記のある製品がたくさん揃っているので、これらを使用すればいいでしょう。

ダイソーやセリアなどでスマホのAC充電器を購入するときはどこを見ればいい?
(画像=こちらはダイソーで110円のUSBケーブルですが、「PD対応」「60W(20V/3A)」と書かれています。このようにUSB-C/USB-Cのタイプであれば、「3A」対応で最大60Wの充電が可能です(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)

もちろん、60Wを超えるようなパソコンなどを充電するときは、このレベルのUSBケーブルでは対応しきれないので、100W対応のケーブルを購入しましよう。

ちなみに、ダイソーでは100W対応のUSBケーブルもたった330円で購入できます。

ダイソーやセリアなどでスマホのAC充電器を購入するときはどこを見ればいい?
(画像=こちらはダイソーで330円の100W対応USBケーブルです。「eMarker内蔵」とあり、最大100W(20V/5A)に対応できることが分かります。ただし、データ転送速度はUSB 2.0になります(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)