ご紹介した3つのうち、いずれも当てはまらなかった人がいるかもしれない。
年収が上がらないのは、会社側の経営状況や給与水準が低いという問題が原因という場合もあるだろう。
そういった場合の対処法を紹介していく。
資格を取得する
資格を取得することで、基本給が上がったり、お祝い金がもらえたりする会社もある。
そのため、自分の会社の制度を確認して、有利になる資格があるのであれば、取得するのがおすすめだ。転職を機に、市場価値の高い資格取得を目指すのもいいだろう。
副業する
最近では、中小企業から大企業まで副業が解禁されている会社が増えている。
給与を数万円UPさせるより、副業で収入を増やした方が手っ取り早いケースもあるだろう。副業にもいろいろあるが、独立も視野に自分の力で稼げるような内容に挑戦するのがおすすめだ。副業が上手くいけば、独立して収入を大幅UPさせることもできるからだ。
転職する
最近は売り手市場で、どの会社も人材不足だ。そのため、転職により収入UPさせることも不可能ではないだろう。
特に、専門的なスキルや資格がある人や、今の仕事で大きな成果を出している人は、評価が高くなるはずだ。また、ITやAI業界、物流業界、ヘルスケア業界など、成長している産業に参入するのもおすすめだ。
まずは、転職エージェントや求人サイトなどに登録して、どんな転職先があるのかを幅広く見てみよう。また、好条件で働ける非公開のスカウトなどもあるので、すぐに転職するつもりがなくても、登録だけでもしておくことをおすすめする。
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文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。