韓国旅行の楽しみの一つ、カフェめぐり。日本でも、韓国風のインテリアで流行りのスイーツをいち早く提供する韓国カフェが次々とオープンしていますよね。
今回紹介する大邱は、韓国東南部に位置する韓国第3の都市。大邱は他の都市と比べて、人口比率に対するコーヒーの消費量や喫茶店の数が多い都市といわれています。美味しいコーヒーや話題のスイーツなど、ソウルに負けず劣らず魅力的なカフェがたくさん。リピートしたい4店舗をご紹介します。
目次
1. CAMP by 커피명가(珈琲明家)
수평적관계(スピョンチョギンカンゲ)
1. CAMP by 커피명가(珈琲明家)
珈琲明家は1990年創業の国内コーヒーブランドチェーン第1号で、大邱のパイオニア的存在のコーヒー専門店。CAMP by 커피명가(珈琲明家)は、大邱中心部の桂山聖堂横に位置する直営店で、15年前にオープンしました。その名の通りキャンプ場をイメージした店内は、広々としていて開放感たっぷり。カウンター席からは、目の前に桂山聖堂が見えています。
そして、大邱リピーターの間でも有名なのは、珈琲明家の自家製イチゴケーキ。秋から春に登場するこのイチゴケーキを、観光客はもちろん、地元の人たちも待ちわびています。薄くスライスしたきめ細かいスポンジでイチゴを挟んで4層に重ね、ビジュアルも美しいイチゴケーキ。甘さ控えめの生クリームとジューシーなイチゴの甘みが広がります。
店内には新たにブックショップもオープンしました。スタッフセレクトの本が並ぶ、ゆったりとした空間です。8時から営業しているので、お散歩のあとのモーニングコーヒーはいかがですか。
CAMP by 커피명가(コピミョンガ)(珈琲明家)
- 住所:大邱広域市中区西城路20
- TEL:053-422-0892
- 営業時間:8:00~21:00
- アクセス:1・2号線半月堂駅18番出口から徒歩7分
수평적관계(スピョンチョギンカンゲ)
ガラス越しに大きな焙煎機が見えるスタイリッシュな外観ですが、一歩入ると中庭と韓国伝統家屋の面影を残した建物が見えます。長年韓定食のお店を営んでいた建物をリモデルしたステキな空間で、中庭に面してギャラリースペースも設けています。
「1杯のコーヒーと空間を共にすることでフラットな関係を目指す」というコンセプトで,
店名の日本語は「水平的関係」。不思議なインパクトがあり、記憶に残る店名です。店内では、丁寧にいれたハンドドリップコーヒーが味わえます。コーヒーに添えられた用紙には、選んだ豆の内容が記されています。
スイーツのおすすめは、コッカムマリ。干し柿(コッカム)でクリームチーズやアーモンド、クランベリーを巻いています。韓国では干し柿がポピュラーで、進物にもよく使われますが、最近はこのようなアレンジスイーツも登場しています。
オリジナルドリンクもいろいろ。こちらは冬季限定メニューで、シトラス系のコーヒーに、レモンとオレンジピールをしみこませたクリームを合わせています。クリームだけを口に含むと爽やかな酸味が広がり、デザートのような味わいです。
コーヒーをベースにしながら多様な活動を展開しているので、今後が楽しみなお店です。
수평적관계(スピョンチョギンカンゲ)
- 住所:大邱広域市中区東徳路26キル115
- TEL:053-218-4602
- 営業時間:10:30~22:00(LO21:30 )
- アクセス:2号線慶大病院駅4番出口から徒歩14分