パース空港ターミナル2の様子
パース空港には4つのターミナルがありますが、Rexはターミナル2を利用します。
カンタス航空とジェットスターはターミナル3と4を利用し、それ以外の大手航空会社はターミナル1を、地方便はターミナル2を利用します。
ターミナル1と2は徒歩圏内、ターミナル3と4からは無料のバスで移動することができます。
今回初めてターミナル2に行きましたが、普段見慣れた空港とは様子が違っておもしろかったです。
私はマレーシアからターミナル1に到着し、徒歩でターナル2へ移動しました。ターミナル1側から2へ入ったら、空虚な広い空間が広がっています。
まずはチェックインカウンターへ向かいますが、保安検査場を通り過ぎたターミナルの一番奥にあります。
チェックインカウンターもとてもシンプルで、親しみやすいクルーが手続きを進めてくれます。
手続きのあとは定番の保安検査場ですが、このあたりから普通の空港と客層が違うのがわかるでしょうか?
検査を終えて中に入ると、こんな感じで飛行機待ちの人であふれかえっていました。
ここまで見てお分かりだと思いますが、乗客のほとんどが作業着を着ています!
実はターミナル2は地方便専門であるがゆえ、鉱山などにて出稼ぎスタイルで働く労働者を乗せた飛行機が多く発着するターミナルでもあります。
出発便の一覧を見ても、エスペランスとアルバニー以外は観光地ではなく内陸部の鉱山ばかりです。
労働者のみなさんは朝イチに飛んでそのまま仕事をするようで、8時を過ぎると嘘のように静かなターミナルに戻りました。待合エリアにはサブウェイやアルコール提供をしてくれる軽食店、売店がありました。
搭乗口はこの一か所に集められている場所のみ。
ここでチケットを見せてから、長い通路を経て各飛行機まで徒歩で向かいます。
搭乗した飛行機の様子
私が乗った飛行機はいわゆるプロペラ機です。
飛行機に乗り込む様子は、まるでプライベートジェットを彷彿させます。
機内には1席と通路を挟んで2席シートが11列あるだけの全33席で、エンターテイメントの画面やUSBポートはありません。
客室乗務員は1人いて、70分間の飛行中には離陸から20分ほどでドリンクとスナックのサービスがありました。
また、アルバニー空港に着いてからタクシーが必要か一人ずつ聞いて回っており、必要であれば航空会社が手配してくれるようでした。
私が最も恐れていた『揺れ』ですが、これはほとんど気にならないほど安定した飛行でした!ただし、天候によってはかなり揺れるようです。
今回揺れがなかったのは良かったですが、エンジン音なのかプロペラの回転音なのか轟音はすごかったです。かなり疲れていたので寝てしまいましたが、普通だとなかなか寝られなさそうです。
上空からの景色はパースを離陸してから10分ほどは海沿いの街の様子が見られましたが、そのあとはすぐに雲の中へ。
着陸5分前には雲を出て乾いた農地が広がる景色を見て、あっという間にアルバニー空港に到着です。