DF:畑大雅(湘南ベルマーレ)

第2節の京都サンガ戦以降、勝ち点3が遠い湘南ベルマーレ。第12節は直近3試合未勝利で下位に沈むサガン鳥栖と対戦し2-1と接戦を制して10試合ぶりの勝利を収めた。2試合連続でスタメン出場を果たしたDF畑大雅はこの試合、前から連動したプレスでボールを奪いチャンスメイクを図るなど攻撃面で存在感を発揮。スルーパスで逆転ゴールの起点にもなるなど、チームに白星をもたらす原動力となった。


稲垣祥 写真:Getty Images

MF:稲垣祥(名古屋グランパス)

今季未だ無敗を誇るサンフレッチェ広島(現6位)のホームへ乗り込んだ第12節の名古屋グランパス(現7位)。序盤に先制点を奪う理想的な展開の中、古巣相手にMF稲垣祥が躍動した。積極的にエリア内へと顔を出し、山なりのクロスを頭で合わせて追加点をもたらす。守備面でもセカンドボールに対して鋭い反応を見せ攻撃の芽を摘むなど攻守両面で存在感を示した(3-2)。

柴戸海 写真:Getty Images

MF:柴戸海(町田ゼルビア)

2連勝を狙う町田ゼルビアは第12節で京都サンガと対戦。3-0と無失点勝利を収める中、中盤で存在感を見せたのがMF柴戸海だ。先制点の場面では出足の鋭いパスカットを見せて起点となると、その後もボールを刈り取る球際の強さを披露。終盤に交代するまで見事に役割を全うし勝利の原動力となった。


伊藤敦樹 写真:Getty Images

MF:伊藤敦樹(浦和レッズ)

上位勢を追うためにも連敗を避けたい浦和レッズ(現9位)は、第12節で横浜F・マリノス(現11位)と対戦。ここまでチャンスシーンはあるもののゴールのなかったMF伊藤敦樹がついに目覚めた。前半も終了間際の時間帯、丁寧なトラップから股下を抜くシュートで今季初ゴールとなる先制点を挙げると後半には自ら持ち運びコースを突くミドルでこの日2点目をマーク。チームに勝ち点3をもたらした(2-1)。


阿部浩之 写真:Getty Images

MF:阿部浩之(湘南ベルマーレ)

浮上のきっかけを掴むためにも負けられない下位勢同士の対戦となった第12節の湘南ベルマーレ(対サガン鳥栖)。逆転勝利を収めたこの試合でMF阿部浩之は2ゴールに絡む活躍を見せた。前半にピンポイントのクロスで同点ゴールをお膳立てすると、後半開始早々にはコースを狙ったミドルシュートで逆転ゴールをマーク。1ゴール1アシストと文句なしの活躍で勝利に大きく貢献した(2-1)。


木村勇大 写真:Getty Images