転職を繰り返すと選考で不利になる?

過去に6回もの転職を繰り返してきたひらいさん。これまでの選考で、転職経験が不利に働くことはあったのでしょうか。

人材紹介の会社で働いていたときは、書類選考時に転職回数を気にする会社もありました。なので、もしかしたら転職が理由で書類選考の時点で落とされている会社はあったかもしれません。

また、面接でなぜ転職回数が多いのかについて聞かれたこともあります。ただ、なぜ転職したのかをしっかりと説明できれば、選考結果が大きく左右されるようなことはないと感じています。

反対に、転職理由があいまいだと、飽き性で仕事が続かない人といったネガティブな印象を与えかねません。なので事前に説明できるようにしておくべきだとは思います

ただ、、世間の転職に対するイメージは変わりつつあるといえます。

私自身、ベンチャー企業での経験が多かったので、1年で転職する人や半年で辞める人など、さまざまな人がいました。比較的頻繁に転職している方たちの様子をみると、そのような人材を採用している会社も存在するのだなと感じます。

年功序列や終身雇用の制度が根強く残る大手企業は、転職回数を気にする場合がありますが、私が主に働いていたベンチャー企業は個人の能力と成果が重視される傾向にあるため、転職回数が不利になるという考えはそこまで浸透していないのかなと

人生を豊かにする転職


渋谷・SPBSにて開催された古賀及子さんとのトークイベントの様子

人それぞれ転職をする目的は異なります。ひらいさんにとっての「転職とは」について話してもらいました。

実際に仕事を変えることで生活の基盤が変わり、人生がより豊かに感じることがあります。それは収入面や新たな人との出会いなど、転職により変化したことがもたらしたものです。なので、私にとって転職とは、より充実した人生を求めるためのものであり、新たな可能性が広がるものだと感じています

転職活動は、これまでの経験から何が得意で何が自分に向いているかをもとに仕事探しができます。一方で、まだ社会人を経験していない就活生にとっては、自分に合う仕事を見つけることはハードルが高いと感じることもあるでしょう。そんな就活生に向けてアドバイスをいただきました。

就活のエントリーシートでは、自己PRの記載を求められることが多く、自分で考えて書く就活生は少なくないでしょう。そんなときは、自身の自己PRを友人や信頼できる人にみてもらうことをおすすめします。

私自身、今まで文章を書くことは好きでしたが、得意だとは思っていませんでした。ですが、周りから仕事にすることをすすめられて、初めて仕事にすることを考え始めたのです。意外と自分の得意なことは人から言われて初めて気づく場合もあるので、ときには自分と違う視点を取り入れてみることも大切です

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