OJKの認証マークを取得、アプリダウンロード数50万超
こうしたアプリが登場する背景には、インドネシア人がそれだけローンを頻繁に利用しているという状況がある。一方で、インドネシア語で言うところの「pinjol(pinjaman online:オンライン融資)」に関連するサービスが急速に普及し、中には強引な貸し付けと法外な金利を貪る悪質なpinjolも現れるようになった。

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OJKは「金融の透明性」を目指すと同時に、オンライン金融関連サービスに対して認可の申請を徹底させるようになった。そのため、インドネシアのオンライン金融アプリは「OJKの登録リストに企業名が載っているか」がまず重要になるのだ。
認可のためにクリアすべき条件は「SNSやメッセンジャーアプリ等のプライベートチャンネル経由でローン契約のオファーをしない」、「返済を90日滞納している利用者はブラックリストに登録し、他のpinjolも利用させない」、「インドネシア国内に明確な拠点を構えている」、「苦情対応窓口がある」など。すべてのpinjolに対して安易に認証マークがばら撒かれるわけではないのだ。

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SkorLifeアプリのダウンロード数は50万を超え、Google Playの評価では2024年5月2日時点では4.4である。去年シードラウンドを迎えたばかりのスタートアップが提供するサービスだが、その信頼度は政府公認のマークにも支えられ、まさに盤石と言っても過言ではないだろう。
参照:
SkorLife
OJK
(文・澤田 真一)