MF：俵積田晃太（FC東京）
連勝を狙うFC東京は、第11節で京都サンガをホームに迎えた（2-1）。開始早々からチャンスを掴み先制に成功する中、MF俵積田晃太が大いに見せ場を作った。カットインからのピンポイントクロスで追加点をアシストすると、細かいボールタッチのドリブル突破やパスカットから敵陣深くでパスを受けなおしてチャンスを作るなど、交代するまで前線で躍動した。
FW：シャハブ・ザヘディ（アビスパ福岡）
直近は5戦負けなしも、内4試合で引き分けと思うように勝ち点を伸ばせないアビスパ福岡（現9位）は、第11節ではガンバ大阪（現10位）と対戦。加入後好調ぶりを見せ続けるFWシャハブ・ザヘディから圧巻のゴールが生まれ、5試合ぶりとなる勝利を収めている。前半も半ばに差し掛かる時間帯、自陣でボールを受けたザヘディがロングシュートを放つと、GKの頭上を越えてゴールに吸い込まれて先制点をマーク。これでザヘディは8試合出場で6ゴール目、今後どこまでゴール数を伸ばすのか楽しみだ。
FW：荒木駿太（町田ゼルビア）
首位奪還を狙う町田ゼルビアは、第11節で柏レイソルと対戦。開始早々からチャンスを作り、2-0と完勝で見事首位に返り咲いた。この2ゴールに関わる活躍を見せたのが、今季初先発となったFW荒木駿太だ。スローインで供給されたボールをFWオ・セフンに落として先制点をアシストすると、後半には相手に当たったボールに反応してヘディングでゴールもマーク。1ゴール1アシストと文句なしの活躍で勝利に貢献した。
FW：鈴木優磨（鹿島アントラーズ）
首位争いに加わっていくためにも連勝が欲しい鹿島アントラーズは、第11節で湘南ベルマーレと対戦。3-1と前節に続いて複数得点を挙げた今節、エースFW鈴木優磨の働きは圧巻だった。後半早い時間帯に、反対サイドからの折り返しを頭で押し込み先制点を挙げると、FKを足で合わせてこの日2点目もマーク。さらに正確なクロスで3点目のアシストも挙げ、まさに大車輪の活躍でチームに勝利をもたらした。
