DF:翁長聖(東京ヴェルディ)
4連続引き分けと、勝ち点を得られているものの白星が遠い東京ヴェルディ(現14位)は、第11節でサガン鳥栖(現18位)と対戦。2-0で5試合ぶりとなる勝利を収めた。3試合連続で右サイドバックにスタメン起用されたDF翁長聖は、この日攻守で存在感を放った。PK獲得につながる精度の高いフィードを見せると、後半にはGKまで躱された絶体絶命の場面に身体を投げ出すシュートブロックで決定機を阻止。無失点での勝利に大きく貢献した。
MF:橘田健人(川崎フロンターレ)
第5節のFC東京戦以来の勝利を目指す川崎フロンターレは、第11節で浦和レッズと対戦。前半を1-1と競った展開で折り返す中、後半に2点を追加し3-1で6試合ぶりの勝利を挙げた。そんなゲームにおいて、ワンタッチの正確なパスでチャンスを演出し続けたのがMF橘田健人だ。後半開始早々、FWバフェティンビ・ゴミスの落としを丁寧にDF佐々木旭へ送り勝ち越しゴールをアシストすると、最終盤にもフィールド中央付近からのワンタッチのフィードで3点目にも絡んでチームに勝利をもたらす原動力となった。
MF:森田晃樹(東京ヴェルディ)
5試合ぶりの勝利を狙った第11節の東京ヴェルディ。サガン鳥栖を相手に2-0と、今季初の無失点勝利を収めている。開幕からここまですべての試合でスタメン出場しているMF森田晃樹は、今節ゲーム序盤から前方で連続してボールを奪取してそのままチャンスメイクを図るなど存在感を発揮。ゴールに直結するプレーこそなかったが、相手に流れを掴ませない働きで勝利に貢献した。
MF:山口蛍(ヴィッセル神戸)
連敗を避けたいヴィッセル神戸は、第11節で名古屋グランパスと対戦。前後半それぞれ終盤にゴールを奪い、2-0と完勝で2位へと浮上した。ここまで全試合にスタメンフル出場を果たしているMF山口蛍は、今季初ゴールでチームに貢献している。フリーキックの流れの中、一度は相手に弾かれるもクリアボールをダイレクトで叩いて先制点をマーク。均衡を破る見事なゴールで、チームに勝利を呼び込んだ。