日本でも高まる自律型農業の需要
現在、農業分野では4つの方向性から近代化を達成しようという試みが世界各地で進められている。
1つ目はP2Pレンディングをはじめとした手軽かつ迅速な融資、2つ目は天候や土壌の状態を観測するセンサーとモニタリング用スマホアプリ、3つ目は収穫物が小売店に届くまでのサプライチェーンのスマート化プラットフォーム、4つ目はBlueWhiteが実施しているような自律型農業車両の展開である。
今後はこれらの試みが一体化することは想像に難しくないが、その前に日本でもBlueWhiteの無人トラクターが走行する日が来るのではないか。人口減少の只中にあり、「消滅可能性自治体」という言葉がいよいよ現実味を帯びてきた日本では、こうした自律型農業システムは重宝されるのではないか。
それは同時に、我が国に海外のテクノロジースタートアップが続々上陸するという意味でもある。
参考・引用元:BlueWhite
(文・澤田 真一)