東京湾横浜山下橋の黒川本家では、現在3隻体制で午前・午後LTアジを出船中。4月6日(土)に乗船取材した。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩下和弘)
黒川本家でLTアジ釣行
5時半、宿前でスタッフに誘導されて駐車場に車を入れる。受付で黒川剛俊代表にあいさつ、GWまで午後LTアジ乗船者には帰港後、店で焼いた干物を振る舞うサービスをしているとのこと。
受け付けを済ませた人から店前の船着場から乗船。右舷6人、左舷5人の計11人が乗り込んでスタンバイ。当日は仲乗りで乗船の稲垣船長からエサの赤短が配られる。必要な場合は、青イソメ、仕掛けも購入可。ビシは30号統一。
開始早々本命顔見せ
7時、三村恭介船長の舵取りで出船。本牧埠頭を右手に見ながらベイブリッジ橋脚周りに、5分ほどで到着。「はい、どうぞ底から上3mです」のアナウンスでスタート。水深は13m前後。天候は曇り、潮回りは中潮、干潮9時半ごろ。水色は薄濁り。
右舷胴の間では、いずれも川崎市の永島俊一さんとこの春中学生となった息子のいぶきくんとその同級生の仙北谷渉くんが懸命にまきエサを振りアジを釣り上げる。
左舷胴の間の古屋慎一さん(上尾市)に強烈なアタリで船長のアシストで無事取り込まれたのは良型クロダイ。右隣の連れの山根真理奈さん(春日部市)は、今回が2回目のアジ釣りで初めての一荷を堪能。
釣れた魚は美味しいお土産に
30分ほどで移動。ここではいい人5、6尾を確保。ベイブリッジをくぐり横浜赤、白灯台を越えた辺りの水深16~17mで2流し目に入る。ここでは潮が動き出して、9時ごろにピークを迎えて入れ食い状態も。
左舷ミヨシ2番には同宿の常連・三野泰さん(港北区)が座り、トリプル、一荷交えて60尾を超える。釣り座は整頓されており、持参した布バケツは血抜き用、オケにはエアーポンプを装填して、魚を活かし管理もバッチリ。釣った魚は近所の店などへ持参して振る舞うと言う。
取り込んでハリから外れてしまった魚は、すぐにエラをハサミで切って首を折って血抜き。流れるような手捌きで無駄がない。