ボラセンでは東京から来たという方(他の被災地でボランティア経験あり)と立ち話をし、5月3日まで輪島市で活動するとのこと。

ただ輪島市はまだボランティアが宿泊できる施設がないので、毎日往復約5時間かけてマイクロバスで金沢市から往復。

「早朝に起きて、少しバスの中で寝られるかと思ったけども、道がデコボコでそれどころではなかった。遠いから活動時間も限られてしまうし、これは他の被災地よりも活動が大変ですね…」

とおっしゃっていて、まさにその通りだなと感じました。

GW中は毎日ボランティアを受け入れているものの、普段の輪島市はボランティア活動は金~月の週4日に限られており、集団のボランティアが宿泊しながら機動的に活動できるようになるにはまだ時間がかかりそうです。

また、原則は事前登録→金沢市からボランティアバスに乗って活動参加という形式で、輪島市のボラセン・災害たすけあいセンターでの直接の受付はまだ始まっておりません(4月30日時点。駐車場キャパの問題もあるようです)。

輪島市災害たすけあいセンター 令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報

知り合い同士で空いた日程で気軽に…という参加はまだ難しい状態かもしれませんが、復興支援は長期戦です。

ぜひ皆さまも事前ボランティアにご登録いただき、最新の受付状況を確認して被災地ボランティアに向かっていただければ幸いです。

活動終了後は、もっとも被害が大きいエリアである朝市付近などを視察。

土地・建物の権利関係などもあるようで、被災現場はまだほとんどが手つかず状態で残っている…。

こうした地域の復興に向けたロードマップおよびその課題はなにか、政府・行政としてさらに支援できることがないか、引き続き国政からも調査・提案をしていきたいと思います。

今回のボランティア活動と視察については、下善裕・輪島市議会議員に大変お世話になりました。

ボラセンの主要スタッフとして積極的に働き、地元を細かく歩きニーズを集める。下議員が歩いていると沢山の人が声をかけてくる。地域に根ざした議員・政治家としてのあるべき姿で、私もかくありたいと感銘を受けました。

本当にありがとうございました。

受け入れ体制がさらに整った段階で、また維新の若手議員などと共に継続的に被災地支援・ボランティアに入りたいと思います。

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年4月30日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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