迷宮入りのUFO事件
こちらに向かってきそうな挙動を見せる巨大UFOに、カドビー氏はいったん車から出て建屋の物陰へと走ったのだが、このUFOはあっけなく消え去ってしまった。
カドビー氏はUFOがホバリングしていた真下の場所に向かったのだが、その周辺の空気は生温かく地面の草も温かく、草が濡れそぼっている部分もあったという。
カドビー氏はその後、この事件を報告するために警察署に向かい、そこで事の顛末を話した。
警察には、町の西南のペケオラの2つの農家から謎の飛行物体が低空を飛んでいったという報告が寄せられていた。彼らはジェット機がトラブルでどこかに着陸する場所を探していたのではないかと感じたということだ。
また、別の酪農家は低空で飛び去る航空機の音に羊たちが極度におびえていたことを報告し、国道2号線をペケオラ・ヒル経由でワイプクラウに向かって車を走らせていたドライバーは、遠くの飛行場の上空に暗い色の飛行物体の姿を目撃したという。
ドライバーの証言によれば、黒い物体は高度30メートルの低空をしばらくホバリングし、徐々に高度を上げていき、突然南の方向へ飛び去っていったということだ。この光景を目撃するまではUFOについて懐疑的であったということだが、このショッキングな遭遇体験で考えがガラリと変わったという。
いくつもの目撃証言があるこのワイプクラウのUFO事件だが、UFO以外のほかの可能性を示す手掛かりは50年の時を経てもまったくないようだ。とすれば、やはり何らかの事情でこの地に不時着しようとしていたUFOだったのだろうか。まさに迷宮入りのUFO事件の1つである。
参考:「NZ Herald」、「ExoNews」、ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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