リーシュコードは自分の身体とボードをつなぎ、ゲレンデの斜面からボードを流さないための大切なアイテムです。今回は、リーシュコードのタイプ別の正しい付け方をご紹介!付け方と合わせて、初心者に合った選び方のポイントについてもご紹介します。
リーシュコードとは?
着用するのがスノーボーダーのマナー
スノーボードをするときは、リーシュコードも忘れずに必ず用意してください。万が一のとき事故を起こさないために必要で、リーシュコードを着けることはスノーボーダーが守るべきマナーです。
今回は、リーシュコードの役割や正しい付け方について、スノーボード初心者にもわかりやすくご紹介していきます。リーシュコードの必要性をきちんと理解し、正しく使ってゲレンデを楽しく安全に滑りましょう。
リーシュコードの役割
スキー場のゲレンデで板をうっかり離すと、結構な速さで勝手にゲレンデを滑っていきます。リーシュコードはそういった事故や滑走中に板が身体から離れて斜面を勝手に流れてしまわないように、あらかじめ身体とボードをつないでおくためのアイテムです。
スキー場には多くのスキーヤーやスノーボーダーがいるので、万が一当たれば大事故になりかねません。リーシュコードを着けておけば事故を防げるので、とても大切なアイテムと言えます。
タイプ別の付け方をチェック
足に巻くタイプの付け方
足に巻くタイプのリーシュコードは、片方があらかじめブーツを固定するビンディング部分の前足側につながっています。装着するときはもう片方の大きな輪を前足の膝の下、すねのあたりに取り付けてください。
また、リーシュコードのビンディングへの付け方も簡単なので、外れてしまっても自分で付け直すことも可能です。ビンディングにあるベースプレートの内側に取り付け用の穴があり、リーシュコードをそこに通すだけで完成です。
リングタイプの場合の付け方
リングタイプのリーシュコードには、それぞれの端にリングとフックが付いています。フックの方はビンディングの前足の内側に、リングの方はブーツの紐の部分に装着するのが正しい付け方です。
ブーツをビンディングに固定するときに、ストラップが引っかからないところにリングを着けるようにしましょう。また、滑るときにリングにフックを引っかけると足と板をつないでいるリーシュコードが目立たず、スマートに使えるでしょう。
クリップタイプの場合の付け方
クリップタイプの付け方は、ブーツの紐などにクリップを引っかけるだけなのでとても簡単です。しっかりブーツに装着できていることが確認できればどこに着けても大丈夫で、ワンステップで簡単に取り付けることができます。
また、クリップというとすぐ外れそうに感じるかもしれませんが、しっかり装着できていれば激しく動いても外れません。滑走中にリーシュコードが緩んでくることがないので、滑ることに集中することができます。
布製フックタイプの付け方
布製フックタイプの付け方はリングタイプのリーシュコードとほぼ同じですが、リングではなく布製のフックと丸いボタンが付いています。ワイヤーをブーツの紐に2本ほど通したらボタンを留め、滑走するときはフックに引っ掛けましょう。