目次
降雪・積雪・着雪とは?
冬の北海道に訪れる際の注意点は?
降雪・積雪・着雪とは?
雪の時期になると、よく天気予報で聞く言葉が「降雪・積雪・着雪」で、それぞれ違いがあるのはご存知でしょうか?
この雪にまつわる用語を説明します。
降雪
降雪とは、1時間や2時間などの一定の時間内に降り積もった雪の深さのことです。
たとえば「8時から10時の降雪量は約2センチです。」という感じで使います。
積雪
積雪とは、観測所の周辺地面の半分以上が雪で覆われた状態のことを言います。
積雪量は、その時点で自然に降り積もっている雪の深さのことです。
たとえば「10時時点の積雪量は10センチです。」という感じで使います。
雪がさほど積もっていなくても、地面が半分以上雪で覆われていたら「積雪0センチ」となり、雪は降ったが積雪の基準に達していなければ「積雪なし」です。
つまり、降雪量を足していけば、おおよそ、その時点での積雪量となります。
着雪
着雪とは、雪が電線や木などに付着する現象のことです。雪の量を量るものではないため「着雪量」という言葉は使いません。
湿った雪が付着し、電線などに被害が起こる可能性がある時は「着雪注意報」が発表される場合があります。
冬の北海道に訪れる際の注意点は?
冬の北海道に遊びに行くぞ!となれば、もちろん防寒対策をすると思いますが、いくつかポイントがありますので参考になれば幸いです。
特に気をつけて欲しい物といえば、それは「靴・バッグ・防寒具」です。
雪が降り始めて寒い日がつづくと、アイスバーンが登場します。まずは足元注意!滑りにくい靴を履きましょう。
雪道対応のスノーシューズや、靴底が滑りにくくなっているものがおすすめです。雪が積もっている時にも対応できるブーツタイプが無難です。
また、手持ちのブーツに滑り止めを装着する手もあります。
旅行バッグも注意が必要です。
キャスター付きのキャリーケースは、雪が積もると外の歩道で動かせないと思った方がよいです。
外の歩道では、持ち上げて運ぶことになるかもしれない、ということを想定しておきましょう。
また、旅行中に持ち歩くのは、リュックやショルダーバッグのように両手が空くものがおすすめです。滑った時にバランスが取りやすいです。
防寒具は、上着はフードつきか帽子を用意しておくとよいです。
北海道では、雪ではほとんど傘をさしません。まれに水分が多い雪ではさすこともありますが、片手が塞がるのを防ぐためです。
他には、手袋・マフラー・イヤーマフラーで、外に出るときは極力露出している個所を少なくする防寒をしましょう。
12月後半や1月に入ると、日中1度もプラス気温にならない日がほとんどです。風が吹けば、もっと体感温度が下がります。
中にいくら着込んでも、外に出ている個所があると冷えて寒いです。
代わりに、室内はとても暖かいです。室内にいるときは体温調節が出来るような服装がよいと思います。