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ホテル内探索と「ドラゴンの道」
夕食後、宿泊客がこぞって外へ出ていったワケ

ホテル内探索と「ドラゴンの道」

ホテルの建物内を少し探索してみることにしました。

ホテル内には「ドラゴンワールド」というコーナーが一角にあり、ゲームができたり、ピラトゥス山の歴史やドラゴン伝説に関するショートフィルムが上映されるミニシアターがあったり、滞在する子どもたちも飽きずに楽しめるようになっていました。

その他にも、歴史ある山頂ホテルらしく、当時の契約書やホテル建築に関する書類などが展示されており興味深かったです。ちょっとしたミニ博物館、といった感じ。

ドラゴンも歓迎!標高2,132mピラトゥス山での宿泊体験記
(画像=<長椅子でリラックスしながら眺めるパノラマビュー。贅沢なひととき>、『たびこふれ』より引用)

そして、ホテルの外にあるテラスではパノラマビューが楽しめることもあり、日帰りでハイキングに訪れた人々でにぎわっていました。ここでランチをしたりコーヒーを飲んだりしつつ、何時間も景色を見ている人がいるとか、いないとか。

ドラゴンも歓迎!標高2,132mピラトゥス山での宿泊体験記
(画像=<「ドラゴンの道」を散策。ここでも迫力ある景色が楽しめます>、『たびこふれ』より引用)

さらに、細くて長く続く洞穴のようなDrachenweg(ドラヘンヴェーク/"ドラゴンの道"の意味)もあり、ごつごつの足場をそろそろと歩きつつ、360度の景色を楽しみました。

そうこうしているうちに夕方になりました。

日帰りでピラトゥス山を訪れていた人たちは最終のロープウェイで下山してしまい、ホテルの宿泊客だけが残ると、静寂さが再び戻ってきました。

夕食後、宿泊客がこぞって外へ出ていったワケ

夕食後、宿泊客の人たちがこぞってぞろぞろと外へ出始め、どこかへ出かけているようです。

どこに向かっているのかな、と一同が向かう方向を目で追っていると、どうやらさらに高い所に登って、そこから沈む夕日を見に行くところのよう。

大きく立派な撮影機材を背負って、木の階段を登っていた学生っぽい男性たちも数人いました。大学のプロジェクトなのか、趣味仲間なのか。どちらにせよみんなとても楽しそうでした。

私たちも皆の後を追うようにして慌てて夕日を見に行きました。

ドラゴンも歓迎!標高2,132mピラトゥス山での宿泊体験記
(画像=<空がオレンジ色に染まる、ピラトゥス山の夕暮れ>、『たびこふれ』より引用)

晴れていたので、夕日とアルプスの山々、夕日に反射する雲など、自分が住んでいる場所からは見られないような景色を堪能することができ、なんだかいいことありそうです(笑)。

ちなみに、朝日を見るため翌日も早起きをする宿泊客が結構いるのだとか。

私も朝日を拝みたい気持ちはあったのですが、やはり眠気の方が勝ってしまい、結局朝日は見に行けませんでした、残念!

ホテル ピラトゥス クルム(Hotel Pilatus Kulm)

  • 住所:Pilatus Kulm, 6010 Kriens, Switzerland
  • 電話:+41 41 329 12 12/ +41 41 329 12 15(10人以上の団体向け)
  • メール:hotels(at)pilatus.ch