■赤い果実から人の頬を連想

ホオズキという呼び名の由来は諸説ある。果実が赤いことから「ほほ」は「火々」、「つき」は染まるという意味であるという説や、ホホという虫がつきやすいからだとする説、花が咲く季節の旧暦7月「ふづき・ふみづき」に由来する説など。

中でも、その実の赤くふっくらした様子から人の頬を連想し、「目つき」「顔つき」などと同じ用法の「つき」をつけて「ほほづき→ほおずき」となったという説が有力だとされているようだ。