高輝度・コントラストのクリアな視界と高い操作性

ARメガネをかけると視界が薄暗くなりそう…といった懸念も払拭。屋内でも屋外でも天候に左右されることなく、あらゆるシーンで最大1500nits輝度のクリアな視界がたのしめる。

Image Credits:IndieGoGo/RayNeo

双眼フルカラーMicroLEDと回折光導波路ディスプレイによって高い視覚パフォーマンスを誇る「RayNeo Air 2」。MicroLED技術によって標準的なOLEDディスプレイよりも高い輝度・コントラストおよび長寿命を実現、回折光導波路が透過率を高め、消費電力を削減する。

Snapdragon XR2チップ搭載で優れたパフォーマンスを発揮。電力効率とSLAMアルゴリズムによりコンピューティング能力を強化し、スムーズなグラフィックとバッテリー寿命の延長を実現した。

操作手段はテンプルコントロール、ボイスコマンド、RayNeoリングコントロールの3種類に加え、公式アプリも。日々のタスクからタスクへと効率的でシームレスな移行が可能となっている。

スマートグラス市場は今後も2桁成長予測

TCL RayNeoは、TCL Electronicsが2021年に立ち上げたブランド。消費者向けARハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションを開発。光学、ディスプレイ、アルゴリズム、デバイス製造によるAR技術の研究開発に特化している。

同社は世界初とされるフルカラーマイクロLED光導波路ARグラスを開発。「NXTWEAR AIR」ではIDGの「最も革新的な製品」を受賞したほか、映画のようなオーディオビジュアル体験を実現した消費者向けXRウェアラブルグラス「NXTWEAR S」も発表している。


同ブランドを運営するTCL ElectronicsはTCLグループの1社で、国際的にも急速に成長している家電企業にして世界有数のテレビおよびモバイル機器メーカーである。TCLは40年にわたり世界各地で独自の製造および研究開発センターを運営、160か国以上で製品を販売している。

TCLのほかにもLenovoやGoertek、XREAL、Rokid、Miezuなど中国企業が名を連ねる大手スマートグラスメーカー。世界のスマートグラス市場はGrand View Research社の報告によると2023年に65億9000万米ドルと推定されており、2030年までCAGR約10%で成長を続ける予測だ。

引用元:
IndieGoGo
TCL RayNeo

(文・根岸志乃)