日本でも食されるドライフルーツの一種、それが「レーズン」です。
すでに「レーズン」は国内にも浸透している食材ということもあり、食べたことがない人の方が珍しいかもしれません。
ただ、改まって「レーズンはどのような食べ物?」と聞かれると答えに困ってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな「レーズン」についてまとめます!
目次
・「レーズン」はこんな食べ物
・「レーズン」とは
・種類が豊富なレーズン
・レーズンに含まれる栄養価
・レーズンの成分の特徴
・レーズンの栄養価
・まとめ
「レーズン」はこんな食べ物
まずは「レーズン」がどのような食べ物なのか見てみましょう。
「レーズン」とは
「レーズン」は天日干しや熱風などで乾燥させたぶどうの果実のことを言います。
いわゆるドライフルーツの一種として重宝されている食材です。
加工された「レーズン」は直接食されることも多いですが、パンやお菓子の材料に使用されることも少なくありません。
現にみなさんも口にしたことがあるのではないでしょうか。
ちなみに「レーズン」はその製法から単に「干しぶどう」と呼ばれることもあります。
「レーズン」という名称そのものがフランス語で「乾燥したぶどう」を指すほどです。
こうした言葉はラテン語で「1房のぶどう」を意味する言葉から来ているとか。
種類が豊富なレーズン
「レーズン」は原料のぶどうによって種類分けされます。
中でも「カリフォルニアレーズン」「サルタナレーズン」「グリーンレーズン」「マスカットレーズン」の4種類が定番の品種です。
カリフォルニアレーズン
「カリフォルニアレーズン」はアメリカ合衆国で栽培されている品種となります。
実に世界の「レーズン」生産量の約40%はこのカリフォルニア産のものとされているのだとか。
そのため、一般的によく使用されている「レーズン」の一種がこれに該当します。
なお「カリフォルニアレーズン」は皮の薄いぶどう品種「トンプソンシードレス」を乾燥させたものを言います。
その味わいは甘味の中に酸味も感じられるのが特徴です。
サルタナレーズン
「サルタナレーズン」はオーストラリアなどで栽培されている品種となります。
「サルタナレーズン」は「カリフォルニアレーズン」と同様に「トンプソンシードレス」を使用するのが特徴です。
そのため、味わいに関しても両者は比較的似ている点があると言えるでしょう。
ただし「サルタナレーズン」は乾燥時間が短いために色味が明るく、ぶどう本来の甘さを適度に味わえるのが特徴となっています。
グリーンレーズン
「グリーンレーズン」もオーストラリアなどで栽培されている品種となります。
「グリーンレーズン」は「サルタナレーズン」とは異なり「ブラックコリンズ」を使用するのが特徴です。
そのため、味わいに関しては両者で比較的変わってくる点があると言えるでしょう。
実際に「グリーンレーズン」は粒が小さく、ぶどう本来の酸っぱさを適度に味わえるのが特徴となっています。
マスカットレーズン
「マスカットレーズン」もオーストラリアなどで栽培されている品種となります。
オーストラリアの特定地域のみで栽培されたマスカットから作られることもあり、他の「レーズン」にはない甘味や酸味があります。
文字通りマスカットテイストとなるため、ワインやチーズとの相性が抜群です。