■18年後に発見される

そうして流され続けたアヒル1体が18年後、400マイル(約643キロ)離れたスコットランド・オークニー諸島のストロンセイ島にたどり着き、フィリップ・ミラーさん(13)によって発見された。

母親のマリオンさんが、アヒルに「ワールド・レコード・ダック・レース、アイルランド2006年」と書かれているのを見つけたことで、当時リフィー川に投入された1体であるとの特定に至った。

マリオンさんは「18年も経っているのに、文字がはっきりと残っていて、番号まで書いてあるんです」と驚きを隠せない様子で語る。