2006年にアイルランドのダブリンで放流されたゴム製のアヒルのおもちゃが、18年後に遠く離れた地へ流れ着いた。プラスチックごみが環境に与える深刻な影響を改めて思い起こさせるこの出来事を、『Metro』や『NY post』が伝えている。

■アヒル放流の記録挑戦

2006年6月、15万体の黄色いアヒルがダブリンのリフィー川に投入された。これは慈善団体ワールド・ダック・レース・アイルランドの一環で、世界記録への挑戦だったという。

アヒルたちは1キロメートルの川、5つの橋の下を通過する予定だった。しかし主催者のチルドレンズ・ライフライン・チャレンジが回収に注力したにもかかわらず、一部が海に流れ出してしまった。