日常に欠かせないスマホの利用方法として広がっているのが、格安スマホ・格安SIMの利用です。利用者からの口コミやCMなどでの宣伝も影響して、格安スマホや格安SIMを使い始めた人や利用を検討している人も多いのではないでしょうか。では、実際に利用する割合や、格安スマホ・格安SIMを選ぶ際に何を重要視するのか気になるところ。
そこで今回は、マイボイスコム株式会社が9471人を対象に実施した「『格安スマホ・格安SIM』に関するインターネット調査」をご紹介します。
4割強が格安スマホ・SIMを利用
はじめに「個人で格安スマホ・格安SIMを利用していますか?」とたずねたところ、Y!mobileやUQモバイル、ahamo、povoなどの利用者が4割強(42.3%)であることが明らかになりました。格安スマホ・SIM、大手携帯電話会社の低料金プランの中で最も利用者数が多かったのはY!mobileで、2位がUQモバイル、3位がahamoと続きました。
月額1,000~2,000円台と低料金も、通信速度に不満の声
次に「主に利用している格安スマホ・格安SIMは、月額いくらくらい支払っていますか?」とたずねたところ、月額「1,000円台(25.7%)」「2,000円台(21.8%)」が多い結果となりました。
月額料金が低いことが格安スマホ・SIMのメリットに感じますが、利用者は格安スマホ・SIMに対して不満を持っているのでしょうか。同調査によると、23.7%が「通信速度が遅いことがある・不安定」と回答し、通信速度への不満を持つ人が多いことがわかっています。また、「通話料金が割高になる場合がある」という声も寄せられました。
続いて「格安スマホ・SIMの会社・サービスを選ぶ際に、重視する点は何ですか?」とたずねると、8割以上(82.6%)が「月額利用料金」と回答し、約5割(50.6%)が「通信の安定性」と回答。また、「通信速度の速さ」「データ通信容量」「電話番号が引き継げる」が30%台になっています。
この結果から、格安スマホ・格安SIMは“月額利用料金が低価格であること”と、“通信が安定していること”の2つの要素が求められていることがわかります。